廃品回収とリサイクル料金
「循環型社会基本法」が平成12年6月に制定されました。リサイクル法が制定、改定されたのが、家電、建築関係、食品、車、ペットボトル、プラスチックボトルなどそれぞれにリサイクル法があります。他には、省エネ対策として、廃棄物を燃やした時の熱で電気を発生させたりしています。ゴミを出さないで廃品回収に出し、地域に還元するという循環を行うことが、資源を守ることにつながり、地球環境を守ることにもつながるのです。廃品回収は、こういった流れにマッチしていると言えるでしょう。
廃品回収業者は、無料で不用品や廃品を回収してくれます。しかし、この回収した不用品や廃品の中には、まだまだ使用できるものがたくさんあるのです。ですから、このようにまだまだ使えるものをリサイクルショップで販売して利益を得ることができるのです。また、普通では使用できない不用品や廃品でも、その中の一部を資源として回収再生する業者がいますので、そこに売ることができます。
このように、消費者から不用品や廃品を無料で回収しても、廃品回収業者は利益が得ることができるようなシステムになっているのです。
廃品回収業者や処分業者によって、運搬料は異なってきます。廃品回収業者にインターネットや電話で、回収料金を確認する必要があります。また、その業者が、住んでいるところに対応しているのか、自宅まで取りに来てくれるのかなどの確認も必要です。
大きなものの場合、取りに来てくれるかどうかは重要になってきます。廃品回収されたものは、その後再利用されるのか、どうなるのか聞いておくとより安心です。廃品回収業者を選ぶ際には以上のことを注意して確認する必要があります。
全国の消費者生活センターによせられる苦情で多いものは「無料廃品回収車です。」といって回っていたのに、いざ自転車や石、カーペットなどだくさん出してみると、「リサイクル料金がかかります。」などといい、思った以上の高額なリサイクル料を請求されるという内容です。実はこれは、違法なのです。リサイクル料金がかかるものは、決まっているからです。
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